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高円寺のディープな一日

昨年6月以来、久しぶりの高円寺。

前回、たくさんお酒を飲んだあとに伺って、

よく覚えていないのだけれど、ものすごいものを聴いてしまったような気がする

状態であったAさん宅に再訪させていただきました。

 

Aさんは、菅野先生のレコード演奏家訪問にも登場されているタンノイGRF遣いの方。

仕事でイギリスに住んでいらっしゃったときにタンノイに魅せられ、現地の友人からGRFを購入、日本に持ち帰られたのは有名な話です。

マランツ7、マランツ2などのエレクトロニクスとGRF、そして椅子と小さなテーブルだけが置かれた地下のオーディオルームがすでに非日常の空間。

まず1曲、CDを聴かせていただくと、それはそれはみずみずしく、薫り高い音楽が流れ出す。

 

ここでshuksさんから電話。

 

近くのイタリアンレストランに到着済みとのことなので、1曲終わったところですぐに出発。

 

やあやあ、新年会以来だね。もうビール3杯飲んじゃったよ。 ビール? それともワインにする?

(ちなみに今はお昼です)

 

上機嫌のshuksさんとビールで乾杯、おいしいパスタとワインも堪能。

 

やばい。これでは前回と一緒ではないか。

 

僕はお酒に強くないので、Aさん宅に戻った頃にはすでに睡魔に襲われていました。

おいしい玄米茶をいただいてなんとか眠らずにジャズを楽しむ。オリジナル盤だ。

 

現代のスピーカーに比べると中低域を少し軽めにしたバランスで、その分メロディ楽器がくっきりと浮かびあがる。

どこまでもスムーズで、ストレスを感じさせない。

 

そしてクラシック。弦の美しさは筆舌に尽くしがたい。

ジャズでは軽く感じられた低域なのに、コントラバスは深く浸透する。

ぷーくまさんのタンノイで聴かせていただいたのが素晴らしかったので持ち込んだマリア・ベターニアは、ここでもやはり素晴らしい。

コーヒーをいただくがこれがまたおいしい。「コーヒーはフルーツだ」ということがよくわかるみずみずしさと香り高さ。

音と同じではないか。

最後はケイト・ブッシュ。もう何も言うことはありません。素晴らしい音楽を楽しませていただきました。

 

しかし高円寺の一日はこれで終わらない。

 

次はshuksさんの隠れ家。

JBL4348は恐ろしいくらいに成長していました。

 

これは僕の勝手な想像ですが、ランサー101に50~60年代正統派JAZZサウンドを任せられるようになったことで、4348はひたすら4348らしく鳴らしてやろうということに、shuksさんの中で意識が切り替わったのですね。(注:勝手な想像です)

となれば腕も機材も不足はなく、つうか過剰にあり、それはもうたいへんなことになってしまったわけです。

今ではもう、百獣の王です。

 

さらに。

 

shuksさんの事務所へ。

フルデジタルアンプでCDのデジタル入力、同じくアナログ入力、LP(フォノイコ経由)のアナログ入力の3種類を楽しむ。このアンプはソニーでTA-DR1を作った方が退職後に作られた「サウンドデザインSD05」。聴感上のS/Nの高さは特筆ものです。

 

こうして丸一日、音楽とオーディオを楽しんだ我々は、ヒューガルデン・ビールを求めて街に出るのでした。

皆さんお疲れさまでした。

 

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