大貫妙子&坂本龍一 UTAU TOUR 2010

9月のキース・ジャレットはせっかくチケットを手に入れていたのに行かれなかったり、コンサート運のない昨今なのですが、これは大当たりでした。「大貫妙子&坂本龍一 UTAU TOUR 2010」。12月11日の東京国際フォーラムホールC公演に行ってきました。

大貫さんのコンサートに行くと、「ああ今年ももう終わりか」と思います。年末恒例のピュア・アコースティック・コンサートは昨年で一旦終了し、今年はエレクトリックに向かうと思っていたら、なんと坂本龍一さんとふたりだけのアルバム「UTAU」を発表し、そのツアーをされるとは。

今回の大貫さんは、最初から安定した発声で、最後までまったく崩れることがない完璧な出来映え。こんな大貫さんを聴くのは初めてです。気心知れた仲間との演奏とは違う、緊迫した空気がステージに漂う。曲間の坂本さんトークは別にして。

緊迫感はそれもそのはず。相手は「おお天才がピアノを弾いている」感あふれる演奏で、これはもうどうにもしようがありません。こんなことであったとは、今までの私のオーディオで聴き取ることができなかったのを恥じ入るばかりです。一度そうとわかってしまうと、次からはそう聴こえてしまうので、これももうどうにもしようがありませんが。

「Flower」という曲でのアブストラクトな伴奏は、弾き終わるやいなや「すみませーん。勝手に弾いてしまいました(坂本)」「日に日に凄いことになってますね(大貫)」のやりとり。ほぼ不動で歌う大貫さんが、この曲だけは手でテンポを取っていたほどの、超絶した歌伴でした。このコンサートは1回だけでなく、可能な限り追っかけるべきものであったと、今さらながら思います。

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ベイシーみたび

今年も一関ベイシーへ。

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5月から6月にかけて続いたライブの直後ということで、フロアの配置が普段と違う。音は昨年よりややおとなしい。もちろん「ベイシー比」でということですが。ブラームスの1番が美しい。

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ROYCEのマスターは「1年ぶりくらいですかね」と、覚えてくれていた。今回はタンノイ・ヨークを聴かせていただく。胸に染み入るようにサックスが鳴る。

ジャズ喫茶の醍醐味は、今まで知らなかった素晴らしいアルバムに出会えること。音が悪くては、出会えない。今回の収穫はROYCEで聴かせていただいた峰純子「Pre Morning」。


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土曜の午後と夜、そして日曜の午後にベイシーを楽しんだ。素晴らしい演奏に満足しつつ、そして後ろ髪を引かれつつ、一関をあとにした。また、行こう。

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ベイシーふたたび

自分のブログ、いやあの頃はまだホームページでしたが、それによると前回は2003年5月なので、約6年ぶりに一関ベイシーに行ってきました。

今回は三泊。岩手は晴天続きで最高気温32℃以上と、関東より暑い4日間でした。

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本物みたいにいいドラムの音。本物よりもずっといいウッドベースの音。ここでしか聴けない、最高のジャズ。菅原さんがご自身のために作った、ここは地上の楽園なのでしょう。

Basie
岩手県一関市地主町7-17
0191-23-7331

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磐井川を越えて「ROYCE」へ。

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「ROYCE」はジャズ喫茶というより、マスターのお宅におじゃまして聴かせていただく、という雰囲気。スピーカーはタンノイのウェストミンスターです。

「壊れたような音がしますから驚かないでください」なんておっしゃられておりましたが、とんでもない。鳴りっぷりのよい、実にじつに気持ちのよい音でした。トーレンスのターンテーブルにロングアーム、カートリッジはSPUのAタイプ、プリはマランツ7、パワーは自作真空管アンプ。

ROYCE
岩手県一関市山目十二神140-4
0191-23-4665

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ROYCEのマスターから「20年前に行ったきりだけどなかなかよいよ」と教えていただいてカフェもりそんへ。「なんとか言うイタリアのスピーカーだったな」というそれはジンガリでした。独特の軽快さを感じさせる低音はJBLのL26 Decadeを思い出させます。以前のジンガリはJBLのユニットを使っていたから、このお店のスピーカーもそのタイプなのかも知れません。「もりそん」での音楽はあくまで控えめなBGMです。自作真空管アンプを使用。ターンテーブルは確認できず。

カフェもりそん
岩手県一関市宮下町13-38
0191-23-9392

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そしてもう1軒。一関から東北本線で24分の水沢へ。ハーフノートはそこから車で10分ほど。

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スピーカーはJBL D44000 "PARAGON"。山小屋風の高い天井のスペース。中央にピアノ。高さ40cmほどの小舞台にパラゴンをセット。最初からパラゴンを置くために、その大きさに合わせて作ったもののようです。

同じJBLとはいえ、ベイシーのドラムやベースのようなわけにはいかない。あの重さ、あの迫力は反則です(笑)。こちらが普通でしょう。パラゴン1台でまかなうには、店が少し広すぎるというところもあるかも知れません。パワーアンプはマッキントッシュ、プリはJBLか? ターンテーブルはマイクロか?(いい加減ですみません) カートリッジはSPUのAタイプ。そういえばCDプレーヤーも確認できず。でもCDでかけてくれたギターは最高でした。

Half Note
岩手県奥州市胆沢区小山北昼沢38-5
019-747-1582
11時開店 定休日は第1・2・3木曜(祝祭日とその前日は営業)

ジャズ喫茶ばかり行っていたと思われてもいけないので、いや別にいいんですけど、一応平泉にも行った証拠写真を。こちらは毛越寺です。ベイシーは午前中やっていないから、こうやって時間をつぶす必要があるのです。

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中尊寺も行っちゃったし、今度行くときの時間つぶし策を考えなければ。

 

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今年もよろしくお願いします

あけましておめでとうございます。

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年末の音楽喫茶にお越しいただいた皆さま、ありがとうございました。スタジエットで鳴らしたペペ・ロメロが実にいい音でした。

「音楽」がテーマのイベントであっても、鳴っている「音」そのものに力があるかないかで、その場の空気がまったく変わってしまう。今回もそんな想いを強くしました。音に引きずられ過ぎては音楽を楽しめなくなってしまいますが、音の力なくして音楽はあり得ない。今年もそのバランスにじたばたしたいと思います。本年もどうぞよろしくお願いいたします。

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12/30音楽喫茶プレイリスト

音楽喫茶でおかけする曲のリストができあがりました。

こちら です。

山本さんのスタジオでこの方たちのギターがどんな音で鳴るのか、
僕も楽しみです。

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12/30音楽喫茶

今年もやります! 音楽喫茶。

今回は「ギタリスト特集」です。

前半クラシックギター編、後半ジャズギター編。ギターを聴きながらゆったり過ごす年末のひととき、という感じで、ゆるゆると聴いていると、クラシックギター、ジャズギターのことをわかった気になれる、というお得な内容であります。(笑)

年末のお忙しいところ恐縮ですけど、遊びに来ていただけると嬉しいです。

日時:2008年12月30日(火) 13時~18時

場所:お茶の水 StudioK's (地図はこちら

メニュー:
・ソフトドリンクのドリンクバー(チャージ含)1,500円
・ビール(チャージ含)1,500円
シフォンケーキもあるかも

今年も、希望があれば18時以降はパーティ(というか忘年会)です。

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近況であります

2ヶ月ほど前からこちらのスピーカーで楽しんでおります。

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他はあまり変わらず。何かを試してみたりやめてみたり。

PCオーディオは休憩中ですが、スタジオ・クオリティ市販音源の時代がやってくるようであれば、いずれ再開することになるのかも。

今年のコンサートで、ってまだ早いですけど、一番驚いたのは矢野沙織(sax)ですかねー。パーカースタイルのサックスが見事に決まっていることにも単純に驚くわけですが、こんなに凄いのだったら、この演奏からどのくらい離れているのかは分かりませんが、この延長線にあったのであろうチャーリー・パーカーの生演奏が、モダン・ジャズの時代を切り開いてしまったのは当然の結果だったんだろうなーなどというところにまで思いを馳せさせる矢野沙織は、なんとも凄いです。

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ぬーどるBAR「nude」

虎ノ門のぬーどるBAR「nude」が今月末で閉店するというので、MIWAKOさん(Sax/Flute)のライブを聴きに行ってきました。

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外堀通りを内幸町から虎ノ門方面へ歩いていくと、交差点にある銀行横の歩道に突然現れるビニールテント。フォルクスワーゲンの可愛らしいワンボックスが調理場になっている。紙コップで供されるワインがおいしい。至近距離で聴くライブ。至福の時を過ごさせていただきました。

虎ノ門のお店は閉店しますが、その後のことは検討中だそうですので、また新たな展開に期待したいと思います。 こんなお店、他にはないですからねえ。

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牡丹燈籠

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。

年末のStudioK's音楽喫茶にお越しいただきました皆さま、ありがとうございました。
当日のスタジオの音は、部屋のどこで聴いてもサウンドステージが崩れない、理想的な状態でした。パーティも盛り上がって、楽しかったです。

2008年最初に行ったライブは、1月4日の「live BOTAN DOHRO EDO Marionette」でした。

怪談 牡丹燈籠 であります。主演はもちろん(笑)、中村中

まだ公演期間中なので詳しくは書けませんが、なんと言ったらいいでしょう、人形芝居とミュージカルを合わせたような舞台です。中村中の「友達の詩」に着想を得て作られた作品だそうで、確かに、中村中でなければ成立しないのではないか?という世界が展開されておりました。

中ちゃんファンは必見でありましょう。

ということで、今年も中村中で年が明けました。幸先がよい。

2008年も音楽を楽しみましょう! 今年も皆さまにとってよい年でありますように!!

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2007年

いつもは30日まで仕事なので、ゆく年を惜しむ間もなく、気がつくともうテレビでは紅白歌合戦をやっているという感じでした。今年はカレンダーの関係と、会社の年末年始休暇が少し変わったことで、今日からお休みです。なんと大晦日まで4日もある。

今年も音楽にオーディオにたくさん楽しませてもらいました。

僕の今年のベストコンサートは5月のキース・ジャレット、ゲイリー・ピーコック、ジャック・ディジョネット。「何かしらとくべつな場所」が作り上げられていました。このコンサートのことはずっと忘れないでしょう。

そして中村中。ワンマンライブをやってくれるようになり、東京での公演は全部行きましたが、どれも素晴らしかった。ヘドウィグの舞台も。

和田博巳さんのお宅に伺わせていただき、我が家にも来ていただいたことは、僕にとって「人生の一大事」でありました。

8月にはスピーカーを替えました。ミニマは僕が中学生の頃にオーディオを初めて以来使ってきた中で、もっとも小さいスピーカーです。ウーハーはたったの、ホントにたったの11cm。

鳴らしてみて、「なんだ。これでよかったんじゃないか」と思いました。

結局、僕は、スピーカーは大きいほどよい、大きくなければならない、という先入観に支配されていたのですねー。そうではないということを教えてくれたのは、和田さんやぷーくまさんや山本さんでした。ありがとうございます。

LPは僕のメインソースなので、カートリッジは大切。これは最近3本目となった ZYX R1000 Airy3 です。今回もスケルトン仕様。この音を聴くとホッとします。

Zyx 

さて、明日はStudioK's音楽喫茶。楽しいひとときになればと思います。

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